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ライアーと湿度の話。湿度計のススメ!

こんにちは!

11月に入りましたが、全国的にも比較的天気が良く過ごしやすい日が続いていますね◎

こんな天気の良い日には外に出たくなりますし、室内で楽器演奏するだけでなく外で楽器を演奏したいなぁと思う日もあるかもしれませんね♪


今日は、ライアーの日頃の管理について特にご注意いただきたい湿度管理についてのお話をさせていただきたいと思います。


秋になり、夏に比べて温度も湿度も下がり、さわやかな日が増えてきましたね。

さて皆さん、今日の最高気温は何度だったかご存知ですか?

最近はスマホの天気予報アプリなども高性能で、天候や温度が瞬時に簡単に知ることができるようになってので、お天気情報に敏感な方は今日の最高気温や最低気温を大体把握されている人も少なくないかもしれませんね。

気象庁のデータによると、当店のある愛知県では22度が最高気温だったらしいです。

とても穏やかな過ごしやすい秋の一日になりましたね。


では、次に今日の湿度はどのくらいだったかお分かりの方はいらっしゃるでしょうか?


湿度まではっきり答えられる人は少ないのではないかなと思います。湿度は温度に比べ、天気予報でも触れられる機会が少なく具体的な数値も、普段の暮らしの中であまり目にする機会も少ないと思います。

冬になると肌の感覚で空気が乾燥していると感じる方もいるかもしれませんが、これからの季節、日本では多くの地域で乾季に入っていくと思います。 この湿度がライアーや弦楽器にとってはとても重要な存在なります。


ライアーや弦楽器にとって理想的な湿度は50% (±10%)です。

可能な限り、この湿度の環境下でライアーを過保護に過ごさせてあげてください。



過乾燥は木でできた楽器にとっては大敵で、過酷な環境で過ごすことは楽器にとってはとても苦しい状況なのです。

楽器は何も言えませんが、ある日突然、共鳴板などが乾燥で割れてしまうトラブルを引き起こします。

板割れトラブルは楽器の寿命に関わる深刻なトラブルになる事も少なくありません。


このトラブルを簡単に防ぐ方法が湿度計の設置になります。


いま楽器の置かれている環境が楽器にとって快適なのかを知ることはとても大切なことなので、みなさんもぜひ湿度計をまずお家に1つ設置してみてくださいね。当店ではタニタという計測器メーカーの高性能湿度計を設置しています。

もちろん数値を見ているだけではいけませんね。湿度は1日のなかでも大きく変化するものです。


当店ではいまの時期、午後14時~15時頃が最も過乾燥になります。

写真の様に加湿器をつけて湿度管理を行っておりますよ。


大切な楽器を良いコンディション、良い音で演奏できるように、日頃からぜひ湿度管理を心がけてみてくださいね!


この記事を読んでわからないことや質問がありましたらお気軽にメールなどでお問い合わせくださいね。












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